文系が相対性理論を自力で思いつくためのブログ

ど文系の私が何気ない日常をヒントに、相対性理論を自力で思いつく話

寿司について〜寿司を食べるときは、寿司を食べることに集中した方がいいという話〜

〜ブレーキが効くかどうかは、走ってみないとわからない〜

 

今日は昼過ぎまで寝ていた。

適当に昼ごはんを食べたその足で、ジムに行ってきた。

首が痛かったが、背中と脚のトレーニングをした。

有酸素運動運動として、500メートルだけトレッドミルで走ったが、おそらく意味はないのだろう。

 

 

今日のテーマは「寿司」についてである。

 

 

このテーマにした理由は、夕食に寿司を食べたからである。

 

私は魚が嫌いである。

寿司とは魚である。

よって、私は寿司が嫌いである。

という三段論法は成立しない。

私は、寿司であれば、多少の魚を食べることができる。

なぜかはよくわからない。

ただし、一番好きな寿司は玉子であるという点は強調しておく。

 

 

さて、日本食の代表格である寿司であるが、どのような特徴があるのか?

 

まず、新鮮な魚を捌く。

酢飯を握りワサビを塗る。

魚と酢飯を握る。ここまでが寿司職人の仕事である。

その後、寿司を受け取り、自分で醤油をつけて食べる。

ネタが口のながで溶けていくのを感じながら、シャリを噛んで飲み込む。

 

昔、テレビか何かで、とある民族の人が日常の料理として芋虫のような昆虫を食べているのを見た。

私は率直に気持ち悪いと思っていたが、その民族の人が「日本人は魚を生で食べるんだろう?気持ち悪い」といっていたのを見て衝撃を受けた。

確かに、魚を生で食べるという発想は当たり前ではないのかもしれない。

また、本か何かで、日本食には寿司やざるそばといった冷たい食事があるというのも特徴である、という記事を読んで、衝撃を受けた。

冷たい食べ物は、デザートというのが一般的であるようだ。

生の魚を、冷たいまま食べるという観点で言えば、日本食の中でも寿司という食べ物はかなりイレギュラーなものであろう。

そう考えれば、例えばすき焼きやラーメンといった、多くの日本食が世界で食べられている中でも、寿司というもは特別なものと考えてもいいのかもしれない。

 

前者の「寿司の特徴」は、寿司というものに直接フォーカスして事実ベースで記載した。

後者の「寿司の特徴」は、寿司以外の食べ物との比較に重点を置き、私の主観も交えて記載した。

 

記事として面白いのは、おそらく後者であろう。

 

この検証結果から得られるべき見解は、二つ。

何かを観察するときは、そのものを見ることも重要であるが、そのものの周りのものとの比較が重要となってくるということ。

報告書であれば、事実ベースの羅列が重要であり、個人の主観はノイズとなりうるが、面白い文書を書く時には、書いている人の主観を入れることが重要となってくるということ。

 

これは人間についても言えることであろう。

 

寿司を食べながら、そんなことを考えていた。