〜専門的な本を読むと、新しくわかったことよりも、新しく疑問に思ったことの方が多い〜
今日は・・・の前に、昨日は朝3時ごろまで本を読んでいた。
今日は6時に目が覚めたが、9時まで二度寝した。
昼もずっと本を読んでおり、腰が非常に痛い。
ジムに行こうと思ったが、行かなかった。
意志が弱いな〜と、つくづく思った。
今日のテーマは「星」についてでである。
このテーマにした理由は、今日読んでいた本の一つに「宇宙は何でできているのか」があったためである。
この本は本棚にあったが、読んだ記憶は全くない。
読み終わった今も、読んだことはないと思っている。
さて、意外な結びつきというものがある。
例えば、船乗りとフンコロガシである。
両者の共通点は、星を観て進むべき方向を決める点である。
私は本を読むときに、タイトルからどのような内容かを想像する。
改まって書いているが、誰もが行っている当たり前のことであろう。
さて「宇宙は何でできているか」という本は、どんな内容だと推測できるだろうか?
真っ先に思い浮かんだのは、宇宙空間である。
根っからの文系人間には、宇宙空間には何も存在していないように考える。
しかし、何も存在しないのであれば、一冊の本になることはないだろう。
次に、星が何でできているのかである。
太陽には多くの水素があることはなんとなく知っている。
その要領で、月や木星、または遥か彼方の星の物質が記載されているのかもしれない。
ここで初めてサブタイトルに触れる。
ー素粒子物理学で解く宇宙の謎ー
少なくとも物理学の本であることは理解できた。
哲学の本であれば、購入しなかっただろう。
また、天文学の本でもないので、星についてはそこまで触れられないのかもしれない。
しかし、いまいち素粒子と宇宙のつながりがわからない。
そんなところだろう。
結論から言うと、文系の私には極めて難しかった。
全てを理解しているとは思えない。
もっとも、全てを理解するためには、これまでのノーベル物理学賞の理論を全て理解しなければならないのだろう。
しかし、頭の中にふわふわとあった、相対性理論やダークマター、超ひも理論、量子力学といったものが少し理解できた気がする。
何がどう理解できたのかを説明することはできない。
その意味で、理解できていないのかもしれないが、流れはなんとなくわかった。
正しいかどうかは分からないが、この世の全ての元となる材料(素粒子?)を見つけるためには、いろんなアプローチ方法があるのではなく、ニュートン力学も相対性理論も、量子力学も全てを使ってたどり着けるかどうかということであろう。
その意味で、世界でもっとも小さいものと、世界でもっとも大きい宇宙がこんなにも密接に結びついているとは、実に驚いた。
この本に関する具体的な感想は述べられない。
単純な私の技術力不足である。
しかし、一番強く思ったのは、いまだにアインシュタインがすごいと言われるのは、アインシュタインの踏み出した一歩が当時画期的であったからではなく(それもあると思うが)、現在の最先端の議論にも組み込まれているからなのだろう。
この感覚は、文系にはなかなかないのではないかと思える。
その意味で、以前「歴史について(1月14日)」という日記で記載したが、物理学の方がよほど歴史が重要になるのだろう。
この本を中学生くらいの時に読んでいれば、物理学を研究したいと思ったか、物理学は難しすぎて諦めたかのどちらかであろう。
ちなみに私は、以前少し触れたが、化学のmol計算でつまづいているので、後者のような気がする。
そこにどんな力があろうとなかろうと、それがどんなものでできていようといまいと、今日も月は綺麗なのである。
と、少し強引で強い力がないと、まとまらない話である。