〜名言が思いつかないくらいの方が、健康なのかもしれない〜
今日は体が重たかった。
月曜日には、他の曜日と比べて大きな重力があるように思う。
これは科学の問題ではなく、心理学の問題であることは自明であろう。
朝にジムに行くという計画を密かに立てていたが、やはり実行には移せなかった。
月曜日なので仕方がないとしよう。
明日は朝が早いので難しいが、明後日は朝ジムに挑戦しようと思う。
最近は自分を裏切ってばかりなので、ここらで自信をつけていきたい。
今日のテーマは「看板」についてである。
このテーマにした理由は、車を運転している途中に、看板が目に入ったからである。
看板の効果は2種類あると思う。
1つ目は、店の場所を表すためである。
普段よく通っている店でも、交差点の手前だったか、過ぎたところだったかと迷うことがある。
そんな時に、看板があれば安心である。
初めていくような場所でも、コンビニやガソリンスタンドであれば、その看板によって入るかどうかを判断することができる。
特に運転している時には、パッとわかる看板が極めて有用であると思う。
2つ目は、店の広告をするものである。
道路沿いにあるものもあるが、駅やビルの壁に描かれているものも多い。
1つ目との違いを明確には考えていないが、店の近くにあるもの(1つ目)と、店から少し離れたところ(駅など)にあるもの(2つ目)としておく。
目を引く看板であれば、行ってみたいと思うこともあるだろう。
もっとも、飲食店では食べログやインスタ等のSNSを通じて店舗の情報が入ってくる。
そのため、広告としての看板は次第に淘汰されるような気もした。
看板業界も、電子化の波が押し寄せているのかもしれない。
少し話は逸れるが、個人的にもっとも印象の残る広告は、東海道新幹線から見える『727 COSMETICK』である。
いまだに何の広告なのかは分からない。
興味深いのは、これだけ気になっているにもかかわらず、一向に調べようとは思わないことである。
とはいえ、印象に残るというという意味では、有益な広告なのだろう。
ちなみに、私はYouTubeのプレミアムには加入していない。
そのため、毎回広告が流れる。
しかし、一度も広告をクリックしたことはない。
クリックしたことがある人はいるのだろうか?と常々疑問に思っている。
とはいえ、今でもこの文化があるということは、ある程度の利益につながるのだろう。
意識の中には残っていなくても、サブリミナル的な何かしらの形で残っているのかもしれない。
看板と広告を同一視していいのか分からないが、個人的には似たようなものだと考えている。
看板といえば京都であろう。
京都は、看板のない街として有名である(わたしの中で)。
京都では、看板が厳しく規制されているらしい。
建物の色も景観を損ねてはならないのだという。
世界最大の反ネオン街である(悪い意味ではない)。
ここで重要なのは、我々が京都の街を美しいと考えるのか、それともアメリカのタイムズスクエアの景色を美しいと考えるかである。
どちらも重要な文化であり、別物なのだろう。
よって比較する必要性はないのかもしれない。
また、その日の気分によって変わるのかもしれない。
しかし、私は京都の街が好きである。
京都の街は、Googleマップさえあれば、看板がなくても目的地にたどり着けるということを証明しているのかもしれない。
もっとも、京都の地元の人にとっては、横と縦の通りさえわかれば、Googleマップも必要ないのかもしれない。
しかし、京都は歴史のある街並みがあるからこそ看板がノイズになるとも考えられる。
私の住んでいる町で看板やネオンがなかったら、何の色味もない街になってしまうような気がする。
また、看板や広告には、どんなものであろうとも看板のデザインをした人の「緻密に練られた考え」と「スタイル」が込められている。
看板の本質は、利益につながるか?ということがもっとも重要であろう。
単なる自己満足の芸術ではないのだ。
しっかりと採算性が取れるという、結果が求められる。
そう考えると、派手な看板も地味な看板も、攻めている看板も守りに入っている看板も、斜め上の発想を展開してくる看板も下手な看板も、ガチガチに成果を求められるビジネスの戦場なのであろう。
そう考えると、すべての看板が健気に見えて来る。
頑張れ!すべての看板たちよ。
結局何が言いたいのか?
分からない。
『京阪乗る人おけいはん』と同じくらい分からない。
かなり文章があっちこっちに飛び散ったような気もする。
もしかしたら、看板に対してあまり興味が無かったのかもしれない。
しっかりと反省をすると共に、今日の日記が何かしらのきっかけになれば嬉しい。
どんなところにどんな看板があるのか?
その看板にはどんな意図が込められているのか?
なぜこの看板はこの色なのか?
などといったことをしっかり観察したい。
この日記が、良いきっかけになるかどうかはこれからの生活次第であろう。
ちなみに、「歴史的な景観の街京都」と「日本最大のネオン街秋葉原」ではどちらの方が好きか。
迷うことなく秋葉原である。
今までおくびにも出していなかったことであるし、このことを知るとがっかりされる方もいると思う。
しかし、私はオタクなのだ。